『コーチングの表と裏』
みなさん、こんにちは。プロフェッショナル・コーチの田中大です。
今回のコースでは、ルー・タイスの遺したプリンシプルに忠実に則りつつ、大胆な試みをしています。
それは、ひと言で言うと「顕教から密教への橋渡し」です。
ルー・タイスによって体系化されたコーチングの理論は、最先端の心理学や認知科学の知見を取り入れながら、わかりやすく整理されてきました。
スコトマやエフィカシー、コンフォートゾーンといった概念は、その意味を理解するだけでも、自分のマインドについての認識が大きく変化するインパクトを持っています。
しかし、マインドの可能性や上手な使い方を、概念や理論だけで説明し尽くすことはできません。
それは、私たちが自分の体験や感じたことを、言葉だけで完璧に表現することができないのと同じです。
言語化されたものは、体験や体感をある視点から切り取ったものに過ぎないからです。
同様に、真理も、言葉だけで表すことはできません。
弘法大師 空海は、次のような言葉を遺しています。
法は本より言なけれども、言にあらざれば顕れず。
現代語に訳すと、「真理はもとより言葉を離れたものだが、言葉がなくては真理を表すことができない。」という意味になります。
これはコーチングの体系にも言えることでしょう。
ルー・タイスが多くの人に伝えようとしたマインドの仕組みや可能性も、その本質は理論や概念を超えたところにあります。
では、どうすれば、理論や概念を超えたところにある真理や本質に近づけるのでしょうか?
そこで鍵になるのが、今回のテーマである「表と裏」という日本的な思考です。
「表と裏」という思考の形式には、言葉で表現されているものの裏にある本質を捉えようとする働きがあります。
また、「表裏一体」という考え方には、矛盾を誤りとして切り捨てるのではなく、相矛盾するような概念と概念の間にある本質を捉える力があります。
これらの思考は、実は日本に独特のものです。
そして、現代の私たちの二元論的な思考の限界を超えていく手がかりにもなります。
本コースでは、ルー・タイスが遺したコーチングの理論と概念を手がかりに、「表と裏」「表裏一体」という日本的な思考を用い、概念と概念の「間」にある「マインドの本質」に迫っていきたいと思います。
本コースを視聴することで、以下のような効果を得ることが期待できます。
・コーチングを学んでいて感じる矛盾を解決できる
・スコトマ、エフィカシーといった重要概念の裏に隠されている体感を得ることができる
・マインドの原理原則を使いこなす体感が身に付く
・言語と非言語の両方をバランス良く使いこなせるようになる
・抽象度が飛躍的に向上し、心から望むゴールが見つかる
本コースの内容を通じて、私がルー・タイスから受け取った体感を皆さんと一緒に共有できると嬉しいです。
『コーチングの表と裏』
コースの内容
※「プレビュー」動画は、登録なしで、ご視聴いただけます。
【講師】田中 大(たなか まさる)
パフォーマンス・エンハンスメント・コーチング認定コーチ(TICEコーチ)
TPIEディプロマ認定コース修了
東京大学博士(心理学)
精神保健福祉士(PSW)
日本心理学会 認定心理士・心理調査士
早稲田高等学校卒業、東京大学文学部卒(心理学専攻)、東京大学大学院人文社会系研究科心理学専攻修士課程修了。日本学術振興会特別研究員(DC1)を経て、同博士課程単位取得退学。専門は認知科学。博士(心理学)。
経済学部を目指して東京大学文科2類に入学するも、大学1年次に地方高校での学習支援に関わる中でコーチングと出会ったことをきっかけに、「脳と心の仕組みを熟知したトップコーチ」になることを志し、進路を心理学専攻へと変更する。また、2014年に青少年向け教育プログラム「PX2」を受講し感銘を受け、以来、コーチングの創始者ルー・タイス氏の遺したコーチングを習得し、その知識をより多くの人、そして後世に伝えていくことを志す。
東京大学大学院では、「身体性」や「自己意識」をテーマに、心理物理実験、脳機能計測、非侵襲脳刺激法といった手法を用いた認知科学の基礎研究に従事する。同時に、仏教学、臨床心理学との共同研究プロジェクトとして、マインドフルネスや仏教瞑想に関する実験心理学的研究に関わる。2019年4月から2022年3月にかけて、日本学術振興会特別研究員(DC1)に採用される。
博士課程での研究の傍ら、日本福祉教育専門学校を卒業し、精神科ソーシャルワーカーの国家資格である精神保健福祉士を取得する。同時期に、東京大学医学部附属病院精神神経科が実施する文部科学省課題解決型高度医療人材養成プログラム「職域・地域架橋型-価値に基づく支援者育成(TICPOC)」の地域連携型コースおよび職域架橋連携コースを修了。2年間にわたり、精神医学、心理療法、地域福祉といった各分野のトップの専門家から直接指導を受ける。
2020年よりルー・タイス氏最後の直弟子である田島大輔氏に師事し、パフォーマンス・エンハンスメント・コーチング認定コーチ(TICEコーチ)の資格を取得する。
リバティーコーチングではパーソナルコーチングや多様なテーマのセミナーの開催の他、リバティーコーチングが蓄積してきた「コーチングの全て」を多くの人が手にすることができるよう、動画教材やテキストの作成を精力的に行っている。
個別レクチャー付きのコースも
ご用意しました
本コースの動画のみでも学習は可能ですが、抽象度が高い内容をテーマとして扱っているため、様々な疑問や質問が生まれてくるでしょう。
また、今回のテーマである「理論や概念では表せない体感」は、動画を通じて伝達できる部分もある一方で、やはり1対1のコミュニケーションが最も正確かつ効率的な伝達手段となります。
そこで、田中大コーチの個別レクチャー(対面またはオンラインを選択可)を受講できるコースをご用意しました。
個別レクチャーでは、動画を視聴していて生じた疑問や、コーチングの理論に関する質問を自由にすることができます。
また、質問の内容に関わらず、1対1のコミュニケーションの中で、マインドの可能性を引き出す体感をしっかりと感じることができるでしょう。